2009年10月20日
「おらは死んじまっただ 天国に行っただ・・・」で始まる歌
「帰って来たヨッパライ」などを作曲した音楽家の加藤和彦さんが亡くなりました。
正常な人には理解できないような数々の実験的な新しい音楽をやった人だそうですね。
きっと「酒がうまくて、ねえちゃんがきれいな天国」へいかれたことと思います。
ご冥福をお祈りします。
初めてこの歌を聞いた時に「オモシロイ唄だなー」と思ったのを覚えています。
テレビで、この唄に合わせて人形の寸劇をやっていました。
話は変わりますが、
それから何年も経って、いっしょにザ・フォーク・クルセダースをやっていたという
医師の北山 修さんがラジオにでているのを聞きました。
この人は精神科の医師で、ラジオに出ていた時に演技でやっていたと思うのですが,
気が狂った真似が絶妙で、話しているうちにだんだんと、もしかして、この人
頭がおかしいんじゃないか、いやそんなわけは無いよな、でもやっぱり変だな
と思わせ、徐々に気がおかしくなって、本人も聞いている人も皆どこか頭がおかし
くなったような錯覚をしてしまう、なんとも言えない不思議なクレージーワールドへ
いざなってくれる人でした。
「戦争を知らない子供たち」 「あの素晴しい愛をもう一度」 「風」 「花嫁」
「白い色は恋人の色」
の作詞家ですが、精神医学、精神分析学の権威でもある人です。
気が狂っている人と狂って無い人の区別はどこでするのかというような話を
していたような記憶があります。
芸術家や音楽家という人たちは狂った世界に足を踏み入れている人たちなのかも
しれません。
加藤和彦さんと北山修さんというのは狂った部分で繋がっていたのか、
いや、彼らは狂っていなくて私たちが本当は狂っているのか、狂っているから狂って無い人を
狂っていると言うのか、狂ってないから狂っている人を狂っているようにみえるのか・・・
いずれにしろ、全く狂って無い人はこの世にはいないのでしょう。
「帰って来たヨッパライ」の唄の主人公は天国で、あんまり酒ばっかり飲んで
いたので神様に天国を追い出されてしまったんですね。
そして気が付いたら畑のど真ん中で目が覚め生き返ったんです。
加藤和彦さん、天国で大酒飲んで神様に叱られるのかどうか・・・・・
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【帰って来たヨッパライ】ザ・フォーク・クルセダース
作詞・ザ・フォーク・パロディ・ギャング 作曲・加藤和彦
おらは死んじまっただ おらは死んじまっただ
おらは死んじまっただ 天国に行っただ
長い階段を 雲の階段を おらは登っただ ふらふらと
おらはヨタヨタと 登り続けただ やっと天国の門についただ
天国よいとこ一度はおいで 酒はうまいし ねえちゃんはきれいだ
おらが死んだのは 酔っぱらい運転で
おらは死んじまっただ おらは死んじまっただ
おらは死んじまっただ 天国に行っただ
だけど天国にゃ こわい神様が 酒を取り上げて いつもどなるんだ
「なーおまえ 天国ちゅうとこはそんな甘いもんやおまへんや
もっとまじめにやれ」
天国よいとこ一度はおいで 酒はうまいし ねえちゃんはきれいだ
毎日酒を おらは飲みつづけ 神様の事を おらはわすれただ
「なーおまえ まだそんな事ばかりやってんのでっか ほなら出てゆけ」
そんなわけで おらは追い出され 雲の階段を 降りて行っただ
長い階段を おらは降りただ ちょっとふみはずして
おらの目がさめた 畑のど真ん中
おらは生きかえっただ おらは生きかえっただ