2009年02月05日
【店長日記2月5日(木)】今朝の枝幸町は晴れ、気温-4度です。
北海道からデパートがだんだん無くなっていくようで寂しいです。
昔のデパートは何となくホカホカと温かかったなーと思います。
昭和風のデパートを復活させるというのはダメなのでしょうか・・・
いつの頃からかデパートに入ると緊張感を感じるようになりました。
ピカピカに磨かれた床、明る過ぎる照明、スキの無い感じの店員さん、
冷たいガラスで仕切られたブース、店内を歩いているだけで緊張して
首筋に汗が浮いてきます。
それに引き替え、地下は良いです。食品売り場は昔をずーと引きずって
いるかのようです。昔も今もここだけは賑わっています。
店員さんも昔ながらの応対をしてくれるので何故かホッとします。
昭和の人が良く懐かしむデパートにあった大衆食堂というのは、復活
させたらお客さんは行くでしょうか。
今は家族でデパートへ行き、最上階のレストラン街で昼飯を食べようと
すると、専門店に別れているので、好みの調整に手間取る場合があります。
「私はカレーライスが食べたい」「僕はハンバーグ」「お母さんはラーメン」
「お父さんはスパゲッティ」・・・
「文句を言わず黙ってお父さんといっしょにスパゲッティを食べなさい」
と言っても従うはずがありません。
何でもありの昔のデパ食なら、取りあえず皆で入って、同じテーブルに
座って、ゆっくりと食べたい物を選択出来たという良い点がありました。
話は飛びますが、今から約180年前、明治維新の前にフランスのパリ
には既にデパートがあったんですね。
デパートを発明した夫婦という本はパリのデパート「ボン・マルシェ」
を築き上げたアリスティッド・プシコーとそのデパート戦略が書かれた本で、
今から100年以上前のデパートの様子やパンフレットが写真やイラスト
で紹介されていて非常に面白い本でした。
プシコーはデパートを、絶えずファンタステイックな冒険の世界にしようと
考え、またその才能は卓越したものだったようです。
まさしく私が子供の頃のデパートはディズニーランドのような
「ファンタステイックな冒険の世界」でした。